かし

~long【ロング】編~

あるきれい
素敵スタイル創るために
2つ守ってほしいこと
濡れたままタオルターバンしない
濡れたまま寝ない、結わない

髪は濡れている時、キューティクルが開いてやわらかい状態です。その時にタオルターバンをしたり、そのまま寝てしまったり、髪を結ったりすることで髪がうねり、そのまま乾くとうねった形で形成されてしまうので、髪にツヤがなくなってしまうのです。「くせ毛」にもなってしまい、バクテリアも発生します。

濡れたまま放置しない
自然乾燥をやめる

自然乾燥は良くありません。濡れたままでいると頭皮の温度で湿気がでて、バクテリアが発生してしまいます。洗濯物の生乾きのいやな臭いはバクテリアなのですが、それと同じ現象が頭皮で起きてしまうのです。結果、頭皮の状態が悪くなり、これから生えてくる髪にも悪影響が出てしまうのです。

★タオルドライ

はじめにタオルで根元の水分を拭き取ります

※毛先はタオルで包み込んで押さえるように水分を取ります。
※ゴシゴシやり過ぎると髪や頭皮に負担を与えてしまうので要注意!

★ドライヤー

お風呂から出て、3分以内にスタートします。

※乾かさず濡れた状態でいるとバクテリアが発生します。

乾かす順番は
「前髪→根元→中間→毛先」

※最初は根元。根元を乾かしていると、中間・毛先も少しずつ乾いてきます。毛先から乾かすと傷みます。
※基本はつむじから放射線状に乾かします。

①根元全体を前に

貞子ドライ

マッシュルーム状態になるように、つむじから分け目がなく、後ろ部分まで前に向かって放射状に乾かします。

※少し下を向くとやりやすくなります。
※顔にかかるくらいがちょうど良いです。

★Point

●「根元と毛先は反比例」

※根元が前に行くことで、毛先が後ろへ行きやすくなります。最初から根元を後ろへ乾かしてしまうと、毛先は前にはねてしまいます。

②前髪

三瓶ドライ

前髪はとても大事なので早めに乾かします。

●前髪がある人●

ドライヤーを上からあてて左右から交互に真ん中に集まるように、ドライヤーは一方向で止めずに常に動かしながら根元を乾かします。
※根元が分かれてしまったら地肌を濡らします。

●前髪を分けている人●

最初に根元を流したい方向と逆に乾かし、根元が乾いたら流す方向へかき上げるように乾かします。これで自然な分け目できれいに流れがでます。
※失敗してしまったら地肌を濡らします。

×NGな前髪の乾かし方

前からドライヤーをあてると、オールバックになってしまい、根元を最初から流す方向へ乾かすと、パックリと分かれてしまいます。根元の方向に逆らうと、ハチの部分に膨らみが出てしまい、四角いシルエット(頭でっかち)になりやすいです。

③中間部の内側

金八先生ドライ

中間部の内側は前からドライヤーをあて、金八先生のようにかき上げるようにひっぱりながら上に持ち上げながら乾かします。

※くせ毛の方はゆっくりくせを伸ばすようにします。
※持ち上げる方に首を傾けると疲れずに乾かせます。

★Point

●「根元と毛先は反比例2」

※根元中間を持ち上げて乾かすと、顔周りの毛先が内巻きになります。
※逆にはねさせたい時はこの時に根元中間をつぶすように乾かします。

④中間部の表面

ガッツポーズドライ

上からドライヤーをあてます。

上からドライヤーをあて、ガッツポーズするように手グシを上から下に通して「つやとまとまり」がでるようにします。

★Point

●「ドライヤーのあて方が重要」

※キューティクルは風のあて方や方向がとても重要で、「根元から毛先に向かって」風をあてることで艶がでるのです。そして、キューティクルの整った髪はダメージもしにくくなります。

⑤最後に毛先

ベルばらドライ

毛先まで丁寧にドライヤーをあてます。

最後に、毛先まで丁寧に風を当てながら、毛先の先をくるくるとねじり、ベルばらのように内巻きになるようにくるくるさせます。

★Point

●「毛先の先まで丁寧に風を当てるのが重要」

※毛先まで丁寧に風をあてると、パサつきをおさえ、髪がツヤツヤになります。

⑥完成

ロングのベーシックな乾かし方

髪に艶があり、内巻きになる基本的な乾かし方です。

この乾かし方ができるようになると、セミロング~ロングスタイルをすごく楽しめます。そして、何よりもダメージしにくくなるのです。